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2007.11.04 (Sun)

SS(ショートストーリー) 其の42 ピアノ

陽太と冬次は北斗星を降りてホームに降り立った。

冬次「ふう、、長かったな、、」
陽太「ああ。、、そうそう北海道みやげを買って来たんだ。」
冬次「どんな、おみやげ?」
ガサガサ
陽太「黒い恋人(チョコレート)と希望のお肉(コロッケ風菓子)かな」
冬次「(( ;゚Д゚))売ってたの!?それいいの?!!」
陽太「あとはキオスクで青福も欲しいな」
冬次「ダメだから!;」

結局キオスクで青福(あんこ)を購入して、在来線をいくつか乗り継ぎ、
翠土里高校の最寄りの駅までやってきた。
冬次「↑買ったの!?」
陽太が景色に反応する、
「うわあ~帰って来たんだー、懐かしいなー。」
冬次「、、良かったな」
学校へ向かって歩き出す
冬次「家に寄らなくていいのか?」
陽太「ああオレの家、学校のさらに向こうだからな~今は誰もいないだろうし、学校でいいよ。」
15分ぐらい歩いて学校に着いた、時間は12時10分になっていた。

陽太「おお、久しぶりの学校だ!」
グラウンドで野球部が練習しているのが見える、
陽太が駆けて行く
「お~い」
冬次「おい;」
野球部員A「あれ、陽太久しぶりじゃね?」
部員B「何やってたんだよお前、今まで。丁度キャッチの練習でバッティングの上手い奴が必要だったんだ、やっていけよ。」
陽太「悪りい、、今急いでるんだ、今度参加するからよ、、;まあ、元気そうで良かったぜ、じゃ。」
陽太と冬次は校舎の方に向かった。
部員B「、、今まで休んでて、今度は忙しい;毎度、行動がよく分かんねえ奴だな、、」
部員A「はは」

2人は校舎の中に入る、靴は脱いで手に持った状態だ。
陽太「やっぱ先に行った方がいいよな?(職員室)行きたくねえけどな、、」
冬次「お世話になったんだから、行った方がいいな。」
陽太「ちぇっ;」
2階にある職員室の扉をノックして勢い良く開け放つ。
陽太「失礼しま~す!」
国語の先生が気付いたようだ。
「おっ、朝日!無事だったのか?、、北海道の方に行っていたそうじゃないか;」
「一体、何がどうなって、そういう事になったんだ?」
陽太「すんません。あの、、ですね;」
陽太の担任の先生も気付いたようだ。
「朝日、無事、、だったか、、みんな心配、、しててな、、、どんな、、理由があったん、、だ?」
担任兼、科学、生物担当の暗木(くらき)先生が問う。
陽太(どうしようかな、、飛ばされて気が付いたらと言う訳にはいかねえし、、;)
冬次「あ、あの、おれの友達なんです。昔近い所に住んでて、久しぶりに彼が会いに来てくれたみたいなんですけど、上手く伝わってなかったみたいで、、;」
冬次がとっさに嘘のフォローを入れた。
陽太「、、;そ、そう。こいつが昔の友達で、久しぶりに自転車で会いに行こうかな~と^^;」
暗木先生「、、本当、、か?」
陽太「お、おう、、いや、はい。」
暗木先生「彼、、は、こっちに付いて来たのな?」
冬次「はっ、はい;」
暗木先生「昔の、、友達に会いに行く、、という、友情が、、続いている事は、素晴らしい、事だが、、、まだ学生の身、、」
「勝手な、、行動は、控えんと、、いけんな、、、君を心配してくれている、、人の存在に、学生の間は守られて、、いる、から、、、裏切ってはいかん、、ルールを遵守する事も、、学生の仕事、、だからな」
陽太「う、、うん;」
暗木先生「まあ、君は、、裏切る人間じゃあ、無いことは、、分かってる、、、がな」
「向こうの先生に無事戻りました、と、、電話を、、しておく、、、お礼は、ちゃんと、、言った、か?」
陽太「は、はいちゃんと言いました。;」
暗木先生「では、、よろしい、、、友達を、、大切にな」
陽太「は、はい。ありがとうございます;」
冬次「ありがとうございました。」

一同「失礼します。」
職員室の扉を閉めて、出た。
冬次「いい先生だったな、、」
陽太「ああ、、」
「、、一応、家に電話しとくわ」
冬次「、、そうか」
陽太は学校内の公衆電話から、父親にしばらく家に戻れない事を伝えた。^^;

次は生徒会室へ向かう。
ここも久しぶりだ;
陽太「おう、元気かー?」ガラガラガラ
ドアを開ける。
中には、星草さんと高槻さんがいた。
星草さん「えっ、まさか、、;すいませんでした、どうぞ成仏して下さい、、!」
陽太「いや、、生きてるよ;」
星草さん「ほ、本当に陽太君なのね?!無事で、、良かった、、」
「会長に、陽太君が異次元に飛ばされたと聞いた時はびっくりしたわ、、本当に心配した、、」
陽太「おう、悪かったな、、。それで貴司に会ったのか?」
星草さん「ええ、2日にもう一人の子と帰ってきて、、」
星草さんは貴司達が戻ってきた時の事を話した。
陽太「へええ~っ、あいつら一回戻って来てたのか、、」
星草さん「そうなの、、それでそちらの方は?」
陽太「そうそう、こいつ北海道で出会った、冬次っていうんだ。結構生意気なやつだけどな^^」
冬次(お前が言うなよ、、)
星草さん(陽太君が言う資格は無いけどね^^;)
冬次「こんにちは、よ、よろしく;」
星草さん「こちらこそ、宜しくね♪」
高槻さん「宜しくね」

陽太が紙袋からガサゴソとおみやげを出した。
「ほらっ、これ北海道みやげ。好きなの適当に取れよ。」
黒い恋人と、希望のお肉、青福を机の上に広げる。
冬次「;」
星草さん「あ、ありが、、ってこれは凄い面子ね、、;」
陽太「まあ、何個かつまんでくれよ、残りは貴司達に持っていくか、、」
「それで北海道でな、、」
陽太は北海道に飛ばされてから、最初から今までを話し始めた。
「~という訳で4様と幸せになったらしいぜ」
冬次「何の話?;」
星草さん「なるほど、そこで陽太君とあなたが出会ったのね」
冬次「うん」
「、、おれも力になりたいと思ったんだ。、、だから出会えて良かったと思ってる。」
一同は黙って温かくうなずいている。土産のお菓子を食べながら、、
冬次「食べたのか;」

陽太が発言した
「でも、オレが現代に戻ってこれたのもみんなのおかげかもな、、なんとなく闇の中で、星草の声も聴こえた気がするぜ^^」
星草さん「陽太君、、」
陽太「もちろん他の皆の声もな、おぼろげだけど。それで新しい仲間も出来た。」冬次の方を見ながら
冬次「、、おれの方こそ、、」
高槻さん「素敵な仲間に会ったのね、、」
冬次「いっいや、、;」
陽太「まあな^^」

高槻さん「そういえば皆昼食はどうするの?」
星草さん「もう時間ね、、今日はお弁当持って来てないし、、」
陽太「ず~っと電車だったから疲れちゃってさー。なんか食いてーなー」
星草さん「近くにパン屋があるわね」
高槻さん「じゃあそこでいい?」
陽太「おう」
冬次「うん」
一同はパン屋へ向かった。
個人で経営している形の小さいパン屋だ、学生客が多いという特性からお菓子やジュース類も充実している、、というかそっちの方が多い勢いだ。
星草さんはエッグサンドとシナモンを買った。
高槻さんはカレーパンとあんぱん、
陽太はおにぎり(ツナ)とカツサンド、ポテトチップスも買った、お菓子は既にあるのだが^^;
冬次はおにぎり(梅)と(昆布)を買った。

学校へ戻る
陽太「お前らそんだけで足りるのかよ~?」
星草さん「ダイエットをしてるのよ?」
高槻さん「あっ、書記でノートがいるんだった。今日カギ開いてるから2Fの教室に寄っていい?」
星草さん「いいわよ」
2Fは3階だ、階段を上がって教室で机の中に置いてあるノートを取ってくる。
生徒会室まで帰る途中、音楽室の傍を通った時、冬次が発言した。
「へえ、、ピアノがあるんだ。」
陽太「なんかうちの学校のはいいやつらしいぜ」
扉が開いている
冬次「弾いてみたいな、、」
陽太「弾けるのか?」
冬次「昔、習ってたんだ」

冬次がピアノに歩み寄る、
陽太「へえ~、どんなんだろ」
ポン ポポン ポロン♪

広い草原が広がった

低い音が大地を、高い音は風を表現していく
草原の旅人、、心は歩き出す
イメージこちら

青空を抜けて、城を目指す、城で冒険を命じられた頃、
草原のピアノは終わった。


一同はあっけに取られている。
冬次「はは、、ごめん。なんか勝手に、、;」

星草さん「す、、凄いわ、、!こんなのって、、」
陽太「お前凄えじゃねえか!剣術の他にこんな才能があったのか、、」
高槻さん「何かの世界が見えたわ、、勇ましく自由な感じ、、」
冬次「あ、ありがとう;」
星草さん「今まで聴いたことのない音、というか、、冬次君の冒険の世界に入り込んだみたい、、」
陽太「あ、なんか分かるぜ!何かアンコールしろよ。」
\\ アンコール!アンコール!アンコール!アンコール!アンコール」!アンコール!アンコール!//
   \\ アンコール!アンコール!アンコール!アンコール!アンコール」 //
       _ _∩.     _ _∩.     _ _∩.     _ _∩.     _ _∩.  
     ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡
     (  ⊂彡.   (  ⊂彡.   (  ⊂彡.   (  ⊂彡.   (  ⊂彡.  
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  (  ⊂彡.   (  ⊂彡.   (  ⊂彡.   (  ⊂彡.   (  ⊂彡.   (  ⊂彡.
   |   |     |   |     |   |     |   |    |   |     |   | 
   し ⌒J.    し ⌒J.    し ⌒J.    し ⌒J.   し ⌒J.    し ⌒J.    


冬次「^^;じゃ、もう一曲。、、」

冬次のピアノを聴きながら一同は昼ごはんを食べ始めた。
校舎からの美しい音に、運動部の人も、校舎内にいる人も耳を傾けている様子だった。
夏の暑い日だったが、爽やかな風が外にも吹き始めたようだ。


(続く)
またまた、色んな事を詰め込んでみました;
ネットならではの色々な表現が出来るのでありがたいです。
今回はゆっくりした回という事で、、。;
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