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2007.10.27 (Sat)

SS(ショートストーリー) 其の41 北斗星

北斗星

8月5日、
冬次は家族に部活の合宿に行くという言い訳と、少しの荷物を準備して学校にやってきた。
午前9時頃、陽太と合流する。

冬次「よう、もう大丈夫か?」
陽太「おう!大丈夫。」
冬次「今日の夜7時の電車だったよな」
陽太「あ、、そうだったっけ?」
冬次「;」
「松本君も大変だと思うよ、、;」
陽太「え、何が?」
冬次「いや、何でもない」
陽太の頭の怪我は大分回復しているよう、、なのか?;表面上は良くなっているようである。

2人は先生に挨拶をしたり、昨日の同級生達に声を掛けて回った。
冬次は別件で、部活のチームメイトへの挨拶があるようである。;
午前10時、今日は剣道部の部員達は来ているようだ。
冬次が歩いていく、剣道場への足が重い、、
扉を開ける
「ガラガラガラ、、」
何人かの部員達が練習していた。
部員達「、、、、、、、、」
冬次「お、おはよう。」(やっぱり空気が重いな、、;)
ぱっと見た感じやはり、ながら的に練習している様子が感じ取れたが、冷静に落ち着いてしゃべる
「皆、聞いて欲しい。おれもみんなにペースを合わせて練習したいと思っているんだ、、;」
「だからこれからも一緒に練習してほしい。」
部員達「、、、、、、、」
部員A「俺達も重かったし、合わせてくれるんなら(ペースを)、、なあ?」
部員B「あ、ああ」
冬次「あ、ありがとう;それで、勝手なんだけどしばらく部活を留守にしたいんだ、、それまで部を頼みたいというか、、」
「なんか勝手だけど、、また練習には参加したいんだ。キャプテンもおれじゃなくて他の人に頼みたい」
部員A「、、何かあったか?話してくれねえと分かんねえよ。」
冬次「あ、、」

冬次は今までの事(陽太と会ってからを重点的に)を話した。
部員A「何だか、ぶっとんだ話だな、、。でもキャプテンの事は保留にしておいてくれねえか?お前の活躍で部が持ってきた面もあるし、、そこは俺達も感謝してるとゆーか、、」
冬次「今岡、、(←部員Aの名前)」
部員B「僕達のペースも分かっておいて欲しいんだよな、、」
冬次「わ、分かった。;」
、、簡単な話し合いは終わった。微妙さが少し縮まったようである、、、部員達がやたら上から目線な訳だが、今は仕方なしか^^;

先生「気を付けてな、」
お昼ごはんを食べた後、先生に門まで見送ってもらった、
冬次「行って来ます。」
先生「何度も言うがちゃんと戻って来いよ。お前や朝日君を信じた上で送り出しているからな、、。」
冬次「はっ、はい。必ず戻ります。」
陽太「大丈夫だと思うぜ、」
先生「うむ;信じておくぞ。」
「それで、、札幌駅までじゃが、朝日君は学校の自転車を使うとよい。30分ぐらいで着くだろう。冬次は自転車通学だから大丈夫だな」
陽太「あ、ありがとうございます。」
冬次「じゃあ、行って来ます。」
陽太「先生色々ありがと~。」
先生「うむ。」

割とのどかな風景の中にある学校を、駅に向けて出発した。
流れる広大な緑が綺麗である。
陽太「ラッキー クッキー 八代亜紀 ラッキー クッキー もんじゃ焼き♪」


札幌駅に着いた。
巨大な駅ビルや色々なテナントを擁する、北海道の中心駅である。
2時ぐらいになっていた。
冬次「早く来すぎたな、、;」
陽太「すっげーな、駅を探検してみようぜ!」
冬次「あ、ああ、いいけど。;」
複合ビルやショッピングモール、デパート、ホテルなどをうろうろして行く^^;
本を読んだり、食料やお菓子を買ったり、あれこれしているうちに19時になった。

改札を抜けてホームに入る、少しすると2連結の青い機関車に引っ張られた、寝台特急北斗星が入線して来た。
ブルーの車体に金の帯が入っている、扉が開いて列車に乗り込んだ。
陽太「どこかな?」
冬次「一号車のB寝台らしい」
個室ではなく、開放型のベッドが4つ(左右2段)のタイプだ。
陽太「オレは上か、、」
寝台を堪能した後、荷物を置き、ロビーカーまで出てみる、
他の客もちらほらいるようだ。

陽太「すげーなあー」
冬次「良い雰囲気だよなあ、、」
廊下を通っていく、みんな乗車したばかりなのでなんとなくせわしない感じだ。
作者は乗ったことが無い訳だが、、^^;
6号車のロビーカーに着いた頃、列車が動き出した。
陽太「おお、動いた。」
冬次「おおおっ;」
緩やかに少しづつホームが流れていく、加速の速さは普通列車という感じで、特急と言う感じはあまりしない、ただそれが逆に旅情を引き立てているのだろう。
夏の19時台はまだ明るく、外の景色も確認できる。

陽太「あの女が個室で被害者の男性を殺し、盛岡で降りた、、」
「新幹線で先回りする為にだ、これで彼女は鉄壁のアリバイを手にする事が出来る。」
冬次「えっ?;」
陽太「実際、実は彼女は北斗星に乗車していたんだよ。カメさん、、これで決まりだな。」
冬次「いや、(意味が)分からねえよ;。」

寝台に戻って、買っておいた弁当やお菓子を食べる。
陽太ががつがつ食べる、
「うまー」
冬次「、、、昨日、今日と色々あったな」
陽太「モグモグ、、おう。」
「オレなんか、飛ばされて、お前とケンカして、今電車の中だもんな^^」
冬次「ははは」
「おれも、にぎやかな奴に押されて、部活の事が少し落ち着いたよ」
陽太「にぎやかな奴って何だよ、、」
冬次「ふふ、、」
「でも自分の力で人が助かった時、嬉しかったな、、」
陽太「女の子だったから、よけいにな?」
冬次「ちっ、ちがうよ;」
真っ暗な窓に2人の姿を映して、景色は遠くの灯りとともに流れていく。

弁当を食べた後、2人は色んな話をしました。
冬次のテーマ曲こちら
そしていつの間にか眠りについた。
列車は静かに進んで行く、次の夜明けを待ち焦がれているように、、


そして翌朝11:19分、列車は上野に着いた。
もうすぐ昼になりそうな勢いの朝日をきらきらと浴びていた、、。
(北海道編、完)


(続く)
お待たせしました、
色々なことを詰め込んでみました。;
北海道編はまさにssという感じで、壮大な物語ではなく、日常の延長のような小品という感じでまとまったと思います。こういう日常的なのもいいかな^^;
次回は仲間が全員顔合わせ、という展開にして行こうとおもいます。宜しくお願いします。
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