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2007.08.31 (Fri)

SS(ショートストーリー) 其の27 大陸

皆の力で偽皇帝を倒したが、陽太が、、。皆信じられない様子だ。
貴司は凄い勢いで偽皇帝のえり首を掴んで、叫ぶ。
「貴様、何をしたあーーーーーっ!」
「お、、教えろ、助ける方法を教えろ!!」
返事は無い。

「戻せ!元に戻せーーーーーーーーーえええ!」
ひまわり「、、、、、」
団吾「、、、、、」
その時廊下の方から声が!
「鬼瓦殿がやられているぞーーーー」
「侵入者はこの上だー、皆の者急げー!」
一同「!?」
団吾「追手っス!;」
本物皇帝「、、、こっちに裏口がある。そこから逃げるんじゃ。」
ひまわり「裏口!?」
団吾「と、とりあえずそこしか無いようっス、、貴司さん早く!;」
貴司「く、くそー!答えろ!」
えり首を掴んで激しく振る。
「ポロッ」、、偽皇帝の服から、何かが落ちたようだ。
ひまわり「これは、、紋章とカギ。何かの手がかりになるかも、、拾っておきます!」

声が段々と近づいてくる。「こっちだー、皇帝ご無事でしょうかー!?」
10人以上はいる感じだ。
ひまわり「貴司さん!今は皇帝(本物)の言うとおりにしましょう」
団吾「僕もつらいっス!今は早く、、」
本物皇帝「わしを助け、、この国を救うきっかけを与えてくれたお主等を死なせたくないんじゃ。」
貴司「、、くっ!」
貴司は皇帝(偽者)を放し、立ち上がった。

皇帝「こっちじゃ!」
来た時の廊下の途中にあるドアを開ける、
2人用の客室のようだ、豪華なインテリアが何とも美しい。
その部屋の窓の隣に非常用扉が、
ドアのノブの部分がガラスで覆われている。
皇帝「、、これは、やっかいじゃのお、、;」
団吾「まかせるっス!」
拳を鋼鉄化する、そして一撃!「はっ」
ガラスは粉々に砕け散った。
皇帝「よし!」
ベランダのスペースに続く感じで、外付けの非常階段が!
一同は非常階段を下りる。
階段が城の裏手に沿ってあり、そこは4つの壁も城本体と一体化しており、非常に大きな絶壁、下は城を囲む川というわけだ。
階段は下の海面近くの、通用口に通じている。
ひまわり「あ、あの、、皇帝もお逃げになるのですか?;大丈夫なんじゃ、、?」
皇帝「、、元々わしのやり方に反感をもっておった家臣も4割ぐらいおってのう。」
「、、恐らく心が偽者と同調したんじゃろうな、、。国民の為という部下もちゃんとおるんじゃが、、」
「それに玉座の間には「死体」がある。あれではわしが疑われるじゃろう、、今は国民の為につかまるわけにはいかんのじゃ。」
ひまわり「、、そうですか」
!階段の下から声が
「やっぱりいたぞー!上だー、この上だー!」
一同「!?」
ひまわり「ま、まずいよ、、;」
団吾「、、飛ぶっス」
「川に飛び込むっス!!」
一同「ええっ(゚Д゚)」

追っ手が、下からも上からも迫ってきた。
団吾「みんな手を繋いで飛ぶっス!」
貴司「、、くっ;」
ひまわり「怖いよお、、ええーん、、!」
皇帝「う、うぬううう!」
一同は飛び降りた。
一同「うわああああああああああああああ!!」
4人のシルエットが月に照らされ、水面に吸い込まれる。


「ハアハア、、」
貴司が岸に着いた。、、ひまわりを抱えている。
「ひまわり君、、大丈夫かい?」
皇帝も続いて岸に着いた、団吾を抱えていた。
「フウー、何とか、、着いたぞい、、。;」
飛び込むことを提案しておいて、国の皇帝に抱えてもらう団吾って^^;
それからは無我夢中だった。
追っ手が出ているから団吾の実家には戻れない。
がむしゃらに駅まで走って、偶然にも、来た町の方向に向かう貨物列車に乗り込む。
乗り込むというより、荷物に紛れての無賃乗車なのだが、、皇帝も同行しているという点がさらに問題である。;

酒などの樽がある貨物に乗り込んだ。
皆、あまりしゃべらない、重い雰囲気である。
貴司の落ち込みは特にひどいようだ、、
ひまわりが問いかける
「元気出してください、大丈夫ですよ、、」
貴司「しかし!、、す、すまない」
「、、分からないんだ;」
ひまわり「僕達が出会えたように、強い力で引き合って、また逢えるって感じるんです。、、すいません勝手な意見で、」
貴司「、、、、、」

都から逃げるように列車は西へ西へと走っていく。
月を越して、太陽を越して、また月を越して、、

団吾「この次の次っス」
皇帝「おお、そうなのか。しかし申し訳ない、、都に身を隠す訳にはいかず、お主達について来ることになってしまって、、。」
団吾「大丈夫っス、老師に相談してみるっス。」
、、上手い具合に目的の駅で停車するようだ、、。
そおっと、貨物車から出る。
走って物影に隠れる、
、、列車が発射する。
団吾「、、上手くいったっス」
皇帝「これはいいのか;」
いや、まったく;

駅から3時間ぐらい歩いただろうか、皇帝は変装した状態で
一同「ハアハア、、」
道場に辿り着いた。
老師「だ、団吾!?」
「無事じゃった、、のか?、、うむ?そちらの方は?」
団吾「ああ、皇帝っス」
皇帝が変装を解く
老師「ま、まさか、、;はっ、ははあーーーーーーーっ!」
凄い勢いでひざまづいて頭を下げる。
「だっ、団吾!おまえも頭を下げんかっ!;」
団吾の頭を下へ押し付ける。
団吾「痛、、痛いっス!」
皇帝「よいよい;」

団吾達は今までのことを老師とチュンシーに説明した。貴司はいつもより喋らなかったが、、
老師「、、そうか、そんなことが、、」
「しかしうちの団吾がそそうをしませんでしたでしょうか?」
皇帝「だ、大丈夫じゃ;」
老師「そうですか。、、しかし陽太くん、、。」
「皇帝が助かられた、、影の手から。これはわが国にとって大きな希望となる、、」
「、、しかし失ったものもまた大きかった。」
皇帝「、、ですな。」
老師「皆、今日は泊まっていくと良い。」
「皇帝もどうぞ、、おかまいは出来ませんが、、;」
「、、東の空が青いのお、、」
一同は東の空を見つめる。

そして朝が来た。
簡単に朝食を食べ、道場前の広場にて
老師「そうか、行くのか、、。」
ひまわり「はい。」
団吾「、、老師、僕も行くっス。」
老師「!?」
団吾「陽太くんのお陰で影を倒せたっスし、自分には探す責任もあると思うっス。、、それに自分も旅に付いて行きたいっス。」
老師「、、そうか。お主がそう言うのなら止めはせん。」
チュンシー「団吾君、、」
団吾「チュンシーちゃん、」
チュンシー「私、、団吾君が魔王を倒して戻ってくる日まで待ってるから!」
団吾「う、うん必ず倒して帰るっス!」
老師「皇帝はわしが責任を持って都まで同行いたします、説明の場にも立ち会います。」
さらに皇帝にはこの街の現状を見てもらうことになった、
それを含めて2、3日滞在する事になった。

老師とチュンシーと皇帝に町外れまで送ってもらった。
老師「ここまでじゃの、」
ひまわり「ありがとうございます。」
皇帝「お主らには本当にお世話になったの、、あの少年、、見つかるといいな。」
一同が返事をする。
「はい」
チュンシー「団吾君、みんな、、気を付けてね。」
団吾「うん。」
老師が貴司に囁く
「団吾が素晴らしい友達に出会ったように、また陽太くんとは引かれ合うはず。くじけるではないぞ、、。」
貴司「は、はい。ありがとうございます。」
老師「団吾、毎日の修行を忘れるでないぞ。、、無事に戻って来い。」
団吾「は、はいっス。老師、、ありがとうございました!」
老師「う、うむ。さあ行ってこい;」
一同「ありがとうございました!」
チュンシー「気をつけてーーーーー!」
見えなくなるまで手を振ってくれた。

チュンシー「、、行ってしまいましたね。」
老師「、、静かになるの、、」
そう言った老師の顔はどことなく淋しそうだった。


偽皇帝の死体が見つかったことでしばらくお城、そして都は混乱状態に陥るだろう。
しかし大元の影が消滅した影響で、他の影の力も消え、今まで封殺されていた、街の暮らしを思う意見も、城の政治に影響するようになるだろう。
そして、きっと国は変わる。赤い河も長い時間を掛けて浄化され、美しい流れになるように、国民一人一人が真に国を作り上げていくだろう、、。

そして、もと来た河原に辿り着いた。
やはり雄大な緑の山と、美しい水の流れだ。
貴司「確か、この奥だね。」
黒い岩肌の洞窟、やはりひんやりとした空気が流れ込んでくる。
ひまわり「ここで、力を発動させるんだよ。」
団吾「ここでっスか。」

3人がそれそれ力を発動させる。
天井に旅の泉が出現した。
一同「おお、、」
貴司「さあ、、行こう」
3人が天井に吸い込まれて行く、異次元空間に揺られる。
貴司「キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)´,_ゝ`)・A・)━━━!!!」
団吾「亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜!!」
ひまわり「あっ、、ひ、ひん、、、これ、ダメだよお、、、」

こうして3人はこの国を後にした。
一つの「希望」を残して。
-中華編・完-


(続く)
なんとか駆け足でここまでやってみました。;
色々な展開がありましたが、楽しかったです。
ここまで来れて良かった^^次は情報集めなどですね。
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