--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2007.08.17 (Fri)

SS(ショートストーリー) 其の17 月光

午前中は全員で、寺の拭き掃き掃除をすることになった。

近所の大きな寺である。
陽太「うおーーーーーーーっ」
雑巾がけダッシュのようだ、、。
ひまわり「陽太君、早い、、よ」
ひまわりはペースがつかめないようだ。
団吾「ふーん、ふーん、ふーん。♪」
団子は慣れた様子で、丁寧に、なおかつ手早く場所ごとに済ましていく。

貴司「ふう、、」
外の掃き掃除のようだ。
チュンシー「どうですか?」
貴司「ああ、、結構広くて大変だね。」
チュンシー「あの、、どうか気を付けて、、団吾くんを、、」
「いえ、、何でもないです。」
貴司「、、?あ、ああ。」
「、、団吾君のことも良いようになるように、頑張るつもりだよ。」
チュンシー「は、、はいっ!」

午前中の寺の掃除が終わった。\(^o^)/
寺の外周、廊下、本堂の大きな部屋、トイレ、お風呂、建物のすす取りなどかなりの範囲であった。
ひまわり「ハアハア、、」
団吾「大丈夫っスか?」
ひまわり「ハアハ、、うん。大丈夫だよ、、。」

昼食を食べて、昼からは・町の民家の工事の運搬などの手伝い・他の寺での祭りのための機材設置などを2手に分かれてするようだ。
町の民家の方が、ひまわり、陽太、通いの弟子2人
祭りの機材設置が貴司、団吾、チュンシー、通いの弟子1人
という感じになった。

町の民家の工事の方は、土や木材、鉄などをリアカーみたいなもので運搬する仕事だ。
ひげづらの頑丈なおっさんが挨拶をする。
「おう、おまえらか。暑いけどほんま頼むで~とりあえずどんどん運んでくれや。」
陽太「はい」
ひまわり「は、はい;」

祭りの機材設置の方は、太鼓などを設置する為の木の骨組みやテント設置などだ。
細面の男性が挨拶をしてきた。
「今回はお世話になりますー、4名でのお手伝いですね。主に、こちらの設計図に沿って木を組んで、結んでいただきたいと思っておりますー。」
「力仕事ですので、手袋と飲み物の方をこちらに用意しております。(向こうの台を指しながら)休憩は30分ごとに行いますが、疲れを感じた時点で適宜休憩していただければと思いますー。給料の方はお仕事が終わり次第、手渡しになります。」
「では宜しくお願いしますー。」
貴司「はい。宜しくお願いします。」
団吾「よろしくお願いしますっス。」
チュンシー「よろしくお願いします。」
、、この差は何?^^;

民家の工事の方
おっさん「おーい兄ちゃん、どんどんつかえてんぞーーーー!」
ひまわり「は、、はい、、ハアハア;」
陽太「ひまわり、大丈夫かよ、、!?」
ひまわり「う、、うん。」(誰かに代わって欲しそうな顔で)
陽太「やべえな、、こりゃ。とりあえず重いのはオレが運ぶからよ、、」
ひまわり「あ、、、ごめ、、ありがと、、」
直射日光の炎天下の中である。

祭りの準備の方
男性「こちらをここに運んでいただいてですねえ、、」
一同「はい、」
一本の柱を3人で持っている。指定の場所に立てかけて、他の柱に紐で結び付ける。
チュンシーが結ぶ役だ。
団吾「、、そんな忙しくないっス、、」
貴司「うん、、;」
通いの弟子「、、、、^^;」
男性「次はこちらを、、」

ひまわり(ああ、パトラッシュ、、僕はなんだか疲れてきたよ、、)
ひまわりが倒れた。
陽太「、、ん?ひまわり!」
「おい!しっかりしろ!」
「おっさん!仲間が、やべえんだ、、」
おっさん「んあ?こりゃ水分足りてねえな!、、診療所に連れて行った方がええ。」
「おーい!こいつを診療所に連れて行ってくれねえか」
仲間らしき人に向かって叫ぶ、
ひまわりは連れて行かれた。

陽太(ひまわり、、;)「あ、、すんません;オレ2人分働くから、、。」
おっさん「いらん気ー使わんでええ。」
時刻は3時頃になっていた。

男性「もう2本で、骨組みは完成になりますね、、。」
「休憩にしましょうか、」
日陰に移動する。
貴司「これは何の祭りに使うんですか?」
男性「これは、作物の豊穣を願う祭りと、ご先祖への祈りを兼ねた祭りでしてね、、。太鼓の音と歌で、踊りを踊るんですが、太鼓を支える為や安全性のためにも骨組みは大切なんですよ。」
「皆さんには今回、重要な仕事をお願いしたと思っています。^^;」
貴司「そうですか、、」
団吾「いつも、町中の人が集まるんっスよ。」
貴司「へえ、、」
チュンシー「お祭り、、皆で出ましょう!確か明後日ですよね?」
男性「あ、はい。」

時刻は5時ぐらいになった。
陽太「ハアハア、、オレも、、キツくなって来たな、、。」
「んん、、?!」
なんと、ひまわりが戻って来た。
ひまわり「心配かけて、、ごめん。」
自分のリアカーを押し始める。
陽太「お前、、いいのかよ!?」
ひまわり「、、うん。」
おっさん「、、、、、、。」

5時半ぐらい。
両方の現場の仕事が終わったようだ。

男性「終わりましたね、、後半は骨組みの強度の確認が主になりましたが;」
「耐震偽装をするわけにはいきませんからね^^;」
一同「お疲れです。」
太鼓も骨組みの上に乗って、後は赤い布を掛けるだけのようだ。
男性「今回はお疲れ様ですー。」
「今回は8時間ということで、それなりに包ませていただきました。自給計算、皆さん同じ額となっておりますー。」
茶色い封筒を渡された。
一同「ありがとうございます。」
現実のお金で5000円分のようだ。
男性「今回のお仕事ありがとうございました、無事お祭りが開催できそうです。あっ私はこの街の祭りの実行委員の者なんですよ。」
貴司「そうだったんですか、、今回はお世話になりました。また何かありましたら宜しくお願いします。」
一同「ありがとうございました。」

おっさん「終わった。おう、、小っちゃい兄ちゃん、よう戻って頑張ったのお。」
ひまわり「は、はい;」
おっさん「そっちの兄ちゃんも確かに2人分頑張ったのお。」
陽太「へへへ、、」
おっさん「これでも飲め。」
4人に飲料の入った瓶を手渡した。飲んでみる、、ジュースみたいなもののようだ。
ひまわり「美味しい、、」
おっさん「おう、これ今日の給料。お疲れさん!」
一同「ありがとうございました。」
よれよれの封筒の中にはそれぞれ、現在のお金で7000円が入っていた。
帰りに、団吾たちのグループと一緒になる。
陽太「おう、ほれ貰ったぜ。」
封筒を誇らしげに見せる。
チュンシー「私達も、、皆封筒みたいね♪」

道場に帰る。
老師が待っていた。
「おお、皆焼けたのお、、。」
貴司「そういえば、、;」
老師「食事にするかの。」

皆で食事を済ませた。
ひまわり「今日は、ご飯が美味しいです、、。」
そして風呂に入り、一日が終わった。月がやさしく皆を照らしているようだった。
、、貴司たちの仕事の実態を後で知って、陽太がブーブー行ったのは言うまでもなかった。;


(続く)
これなんて、仕事小説?
最近仕事をテーマにした漫画も増えてますよね、
結構長い構成になりました。
スポンサーサイト
00:00  |  小説  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。