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2008.08.04 (Mon)

SS(ショートストーリー) 其の46 二手

男性から、自分達みたいな格好をした、男の二人組みを見たと聞かされる。

貴司と団吾は驚く、
貴司は慌てた様子で、質問をぶつけてみた
「そっ、それはどこで見られたのですか?」

男性客が答える
「ああ、ここの駅のホームだったと思うぜ?セントラル行きの方にいたかな」
団吾がさらに質問する
「それは、若い人が入っていたっスか?!」
男性「そこまでは覚えてねえよ。」


11時になりバイトが終わった。
帰り道、貴司が発言する
「あの方が見た2人組みに陽太がいると思うんだ、、」
団吾「僕もそう思うっス!」
貴司「しかし、2人、、?」
団吾「仲間っスかねえ、、」
粉雪がちらつく中を2人はユーキの家へと向かう。

皆で集まり、話し合う。
貴司「僕の仲間がいるかも知れないのと、この世界の事を良く知りたい、だから皆でセントラルに行きたいと思うんだ、、どうだろうか?」
(僕の仲間)という言い方をしたのは、陽太の事を知らないユーキに対しての配慮だろう。
ひまわり「僕も行きたいと思います、何か成す事があってこの世界に導かれたと思うから、、陽太くんも、、」
団吾「僕も行きたいっス。」
ユーキ「魔列車で5駅かな、泊まる所は?」
貴司「ホテルとかはあるのかい?」
団吾「野宿をするっス。」
貴司「^^;それも選択肢には入れてるけど、滞在できる場所が欲しいと思うんだ」
ひまわり「貴司さんに賛成~;」
ユーキ「夜はさらに冷え込むからね。」
団吾「う、、む、、」

流れはお金の話題に移行していった
ひまわり「お金は今持ってる分で足りるのかなあ、、?」
貴司「ユーキ君、今日までのアルバイトの収入が7000円(日本円で)ぐらいになるんだけど、4人分の電車賃、宿泊費には届くかい?どうかな」
ユーキ「魔石で見てみよっか」
携帯電話型の魔石を取り出して、ネットへ接続
「運賃」 「オータム」 「セントラル」で検索したようだ

「運賃は一人が300ゴールド(650円ぐらい)4人で1200ゴールド。てゆうか、オレ定期券でセントラルの学校に通ってるんだよね、今は休みだけど」
ひまわり「そ、そうだったの!?」
ユーキ「あ、言ってなかったっけ?^^」
貴司「セントラルの学校だったんだね、、じゃあ運賃は1950円で十分足りると言う事だね?」
ユーキ「オレは定期で行けるからね、足りるよ。」
「もうちょっと、ここでバイトする?それとももうセントラルに行く?」

皆が考え込む、
団吾「行動は早い方が良いと思うっス」
ひまわり「ホテルはいくらぐらい掛かるのかなあ?」
ユーキ「ネットで旅行サイトも見れるよ」
宿の予約サイト、「じょろん」を表示する。→エリア→セントラル
何軒か表示された。
ユーキ「セントラルホテル、一人5500ゴールドから、、スノウパークホテル、一人4700ゴールドから、、予約出来るよ?」
貴司「^^;」
団吾「安いのはあるっスか?」
ユーキ「えっと、、ホワイトイン、一人900ゴールドから、、ビジネスホテルセントラル、一人1200ゴールドから、とかかな」
団吾「へえ」

ユーキは色々、サイトのホテルの画像を表示して見せた。
ひまわり「内装とかお城にそっくりだし、セントラルホテルが良いよお、、」
貴司「^^;」
団吾「ホワイトインの一部屋を4人で借りるっス!」
貴司「まあ、、今決めなくてもいいんじゃないかなあ;」
ユーキ「当日でも予約出来るしね」
貴司「それに、折角働かせてくれてるアルバイトだからもう少し行ってみたいんだ。」
団吾「確かに、、もっと働きたいっス。」
「、、急ぎたい気持ちもあるっスけど。」
ひまわり「2手に分かれると言うのはどうだろう?、、あっ、でも、、」

一同は一瞬、静まりかえり、、
誰からともなく「良いんじゃない?」という声になった。
ユーキ「貴司と団吾が働いて、オレとひまわりがセントラルで、その仲間を探すって事だろ?良いと思うよ」
貴司「うん、先に活動してもらって、また合流すれば良いし」
ひまわり「でも、陽太君の事があったし、、皆、離れない方が良いと思うんです。」
貴司「ひまわり君らしい、優しい意見だね。、、でも磁石みたいに僕らは引かれ合ってると思うんだ、この旅でひまわり君の成長も見てきた、だから危険な選択もきっと大丈夫だと思うよ。」
団吾「信頼、、してるっス。」
ユーキ「魔石でネットを通して、零ちゃんねるで連絡も取れるしね。」
ひまわり「みんな、、」

一行は2手に分かれることになった。
貴司、団吾チームは今まで通りアルバイト、
ひまわり、ユーキチームはセントラルで「仲間」探しだ。
作戦を立てつつ、この日はユーキの家で皆夜を過ごした。


朝になった。寝起きの悪いユーキを起こして、4人でバイト先の喫茶店へ向かった、、
8時5分、マスターに事情を話し昨日までの給料を前借りさせてもらう。
貴司「、、じゃあこのお金でセントラルまで行って、陽太を探したり、この世界の事を探って来て欲しい。」
ひまわりがお金を受け取り
「、、分かりました。」
団吾「頑張るっス。」
貴司「僕達も後で合流するよ。」
2人は店に入って行った。

ユーキが発言する
「じゃ、オレ達も行こっか。」
ひまわり「うん」
そのまま一階下のホームへと向かう。

ユーキが尋ねる
「ひまわりってさあ、お城から来たんだっけ?」
ひまわり「あっ、うん、そうなんだ。」
ユーキ「良く考えたら、偉いんだ?」
ひまわり「そっ、そんなことは;」
ユーキ「でも面白そうだよね。」
ひまわり「うん、、でも学問、剣術、政治学など勉強が色々あって大変だよ、、」
ユーキ「ふーん、そんなもんかなあ、、」

そんなこんな言っているうちに魔列車がやって来た。
!ブーーーーーン⊂二( ^ω^)二⊃
扉が滑らかに開いて、2人は列車に乗り込んだ、
セントラル行きの列車はすぐ発車した。
滑るように加速していく、、。


(続く)
お待たせしました。w
半年以上も間を空けてしまい^^;
これから少しづつ書いていこうと思います。

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テーマ : 自作小説 ジャンル : 小説・文学

01:10  |  小説  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.30 (Sun)

SS(ショートストーリー) 番外編 ~翠土里高校生徒会~

生徒会

ここは翠土里高校、東京都の一角にある都立高校だ。
わりとゆったりしたこの街に佇むこの学校は、普通科の中に進学、機械、商業、美術、音楽の5つのコースを擁する、大規模高校である。

その高校に通う生徒達を治める存在、それがこの生徒会である。
本館と呼ばれる、やや古い校舎内の一室にそれはある、、
ひまわりが飛んでくる前のお話~
生徒会の愉快な仲間達の日常、、


生徒会室内は慌ただしかった、今日は久々に全員が「揃う」日である。
大きなテーブルにお菓子を置いていっている、眼鏡を掛けた女性が発言する、
「会長、お菓子と紅茶の数はこれで良いかしら?」
会長と呼ばれた青年が答える
「うん、大丈夫だよ。ありがとう。」
温厚な返答を返した、彼は松本貴司と言う。中分けの髪形と顔の左側のホクロが印象的だ。3年生である。
貴司が続けて発言する
「星草さん、一緒に資料の最終確認をお願いできるかい?」
星草さんと呼ばれた、さっきの眼鏡の女性が答える
「ええ、大丈夫よ。」「じゃあ、表紙から、、」
てきぱきとこなしていく、、彼女は生徒会書記、2年生で、眼鏡とおかっぱがチャームポイントだ。

読み合わせが続く
貴司「~~」
星草さん「~~」
貴司「、、よしokだ。」
星草さん「ふっふっふ、、私の設計に間違いは無い」
貴司「星草さん?」

質疑応答が終わった頃、生徒会室の横開きの戸が静かに開いた。
!「お待たせ」
星草さん「高槻さん、」
高槻さんと呼ばれた女性が、室内に入ってきた。
特徴は、、まあ普通である。
高槻さんが発言する
「会計の資料、お待たせ」
彼女は、生徒会の書記、会計をやっている。あくまで忙しい時だけの、臨時のヘルプという立場のようだ。;2年生である。

貴司「高槻さん、ありがとう。おかげで会議の資料が全部揃ったよ」
星草さん「うんうん、、やるな、おぬし、、」
高槻さん「おぬし!?;」
「、、ところで、あと2人は?」
貴司「ああ、、遅いね。色々と問題児な2人だからね^^;」
星草さん「噂をすればドアが開くかもし、、」
!ガラガラガラガラ

勢い良く扉が開いた
星草さん「きゃああああああああああああ!?」
貴司「うわっ!;」
星草さん「何で本当に、、;」
!「おーす。」
高槻さん「陽太君!」
貴司、星草さん「びっくりしたじゃないか;」
陽太と呼ばれた、ぎょろっとした目の少年が答える
「何の事だよ?」
「おっ、美味そうなお菓子!いただきまーす」
星草さん「陽太君、それ会議用のお菓子!」
お菓子に手を出した陽太を星草さんがたしなめた。
、、すでに一口食べてしまったが;
陽太「おお、、悪りい。これでも置いとくか?^^」
ポケットからチロルチョコとうまい棒を取り出した。
貴司「^^;」
陽太は他の生徒達に直接、接触する仕事をしている。外回りといった感じだろうか。

星草さん「あと、もう一人副会長ね、、」
陽太「あー、あの人か。あの人は選択肢を誤って、ここへは辿り着けませんでした。」
貴司「何のゲーム!?;」
星草さん「それはバッドエンドね、、」

!扉が静かに「閉まった」
星草さん「副会長!」
陽太「夕鶴先輩!来てたのかよ、、」
高槻さん「いつのまに来られたんですか、、;」
呼びかけられた先に、確かに人が居た。
夕鶴先輩と呼ばれた、細長く色白でロン毛の男が口を開いた。
「今、うるさくしている間にな、、ゴホッ、、」
そして扉の近くから歩いて行き、ソファに座る。
貴司「夕鶴君、待っていた、、というか僕も気が付かなかったよ^^;」
夕鶴「松本、、久しぶりだな。。生徒会業務の方はちゃんとやれているんだろうな?」
身長は貴司より少し高いだろうか、深刻な顔で貴司に尋ねる。
貴司が答える
「ああ、やっているよ、、。」
夕鶴「学校での問題が増えているようだが、、?ゴホ、、暴力事件、いじめ問題など、我々が教師とも連携して、もっと具体的に行動すべきではないのか?」
貴司「いじめ問題、、」
夕鶴「今の我々は形だけの動きになっている気がするな。被害者の立場に立てばもっと速く、直接的に動けると思うが?」
貴司「ああ。、、そうなんだが。学校側が正直、「悪い」生徒にも実力行使出来ない状況なんだよ、、だから生徒会もあらかじめ情報を掴んでの先回りや、事件報告の後での罰の執行なども難しい、、」
「ギリギリ出来ることが、現行犯で止めることかな、、。本当は僕や陽太の力(特別な)もあるし、もっと動きたいんだが、、」
夕鶴「甘いな、、」
陽太が発言した
「貴司だけのせいじゃ無いんじゃねえか?オレ達の問題だろ?夕鶴先輩」
夕鶴「ああ、だから生徒会、学校、俺も含めて「甘い」といったのだ。」

星草さん「折角だから皆座って、会議を始めましょ?^^」
貴司「ああ、そうだね」
星草さん「陽太君もお菓子食べながら、」
陽太「ん」
こうして生徒会の5人が席に着いた。
上座の位置に座っている貴司が言葉を発する。

「みんな今回は集まってくれてありがとう。今回は部活動の予算の話や、校則の見直しの話などもあったけど、最近多発している暴力事件、そしていじめの問題の話がもう出ちゃったからね^^;今回はこの問題から話合いたいと思います。」
星草さん「では手持ちの冊子の6ページを開いて下さい、、」
「暴力事件、いじめ問題について、ここ最近いじめの報告が増えております。具体的には3年で5件、2年で15件、1年が12件。4月から6月現在までの数字です。特に1年、2年は前年度の数字を現時点で超えています。勿論この数字は氷山の一角だと考えられます。、、では皆さんで対策を話し合ってみて下さい。」
夕鶴「ちょっといいか。」
星草さん「?はい」
夕鶴先輩がファイルから何枚かの紙を取り出した。
「個人的に調査したんだが、これを見て欲しい。」
大きなローテーブルの上に紙を広げる。
星草さん「これは!、、」
貴司「いじめの実行犯達のクラスと実名、、!何件もある、、」
夕鶴先輩「、、独自に調べてみた。」

皆、机の上の何枚かの紙に見入っている。
陽太「知ってるやつもいるぜ、、でもこれで乗り込んでいけるんじゃねえか?」
高槻さん「証拠も書かれているし、、問いただす事は出来そうね、、」
夕鶴先輩「今が動きを起こす時じゃないか、、?松本」
貴司「!?」


(続く)←続くのか;
短編を書いてみました。時々こうやって痛い文章を書くのは新鮮でいいです。^^;
テーマは軽くは扱えない事なんですが、自分なりの結末を書いていきたいです。
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2007.12.23 (Sun)

SS(ショートストーリー) 其の45 雪とセントラル

ノートパソコンで書き込んでいたのは貴司だった!
貴司は半信半疑で、しかし胸は高鳴っていた。

しばらく液晶の画面を見つめたあと、自分はここにいる、しばしば掲示板を見ていつでも返事をする旨を書き込んで、電源を落とした。
「さて、、」
隣の部屋に行く、貴司が起きた部屋と似た感じだ。

貴司「さあ皆、朝だよ」
ひまわりと団吾が眠っている、やはり薄紫色の布をかけている、団吾の方は半分はだけた感じだが^^;
「はい、起きて起きてー」
ひまわり「う、ううん、、」
団吾「ん、、ああそっか、ユーキ君の家に来ていたんだったっス、、」
ひまわり「んん、、ふとんがあったかいよお、、出たくないよお、、」
団吾「起きるっスよ^^;僕と貴司さんは喫茶店の仕事に行ってくるっスから」
ひまわり「う、ううんんん、、、んっ、、」
ひまわりはむくむくっと起き上がった、手探りで枕元の眼鏡を掛ける。

3人は部屋を出て、奥側のリビングらしい部屋へと移動する、白い壁だが床は木を貼っている。
白いテーブルと端には流し台、横には棚があり食器類が並んでいる。
やはり天井に取り付けた石がにぶく明かりを放っている。
貴司が棚から食パンみたいなものを出し、ナイフを手にした時、

!「やあ、おはよう」
眼鏡をかけた40歳ぐらいの男性だろうか、カッターとスラックスを身に着けている。
ひまわり「ユーキ君のおじさん、」
団吾「おはようございますっス。」
貴司「朝食はどうされますか?」
男性「執筆作業が徹夜で続いていてね、、コーヒーをもらえるかな、、?」
眼鏡の男性はユーキの父親的な存在らしい、作家の仕事と、学校の非常勤講師を掛け持ちしている。
平たい石の上にやかんを置き、石の側面の何かの文字に手をかざすと、石が熱を帯び始める、それがやかんに伝わっていく。これも魔石の一種なのだろうか、
厚くなったお湯をコーヒーフィルターに流し込む、1テンポ遅れて琥珀色の液体がビーカーに溜まっていく。
貴司が発言した。
「しかし、この世界は本当に僕の時代に、文明などがそっくりです。まるで機械が魔法に変わっただけみたいに、、」
男性「そうかい、、その機械が一部ではなく、沢山動いているんだね。見てみたいよ。」
団吾「大きな四角い建物がいっぱいで、本当に凄かったっス!」
男性「ほう、、」
貴司達はさっきのパンをジャムなどを塗って食した。

食事が終わって、喫茶店への出勤時間になった頃、
ひまわり「あれ?ユーキ君は?」
団吾「そういえば、、」
男性「またいつものように寝ているんだろう、、何回言ってもこれだ、、悪いが起こしてきてくれないか?」
ひまわり「はい」
ひまわりはリビングの右手の部屋に移動する。

そこはやはり白い壁で、石造りの床に厚い布を敷いているが、一歩入ると空気が違った。
まるで森の中心にいるような、
部屋には植物を何点か大小置いてある、棚の上には飛行機のプラモデルぐらいだろうか、
植物からも「異質」を感じられる事が出来た。観葉植物という感じではなく、伸び方、何より雰囲気が森の中の様なのだ。
部屋の中央に植物と共存するように、ユーキは寝ていた。
薄い布を適当にかけて、パンツだけみたいだ。
ひまわり「もう、まただよ、、ユーキ君、起きて。風邪引くよ、」
ユーキ「んんんんんん、、、んん」
中々起きて来ない、
ひまわりがユサユサとゆする。
ユーキ「ん、、、ああ、ひまわり。おはよう、もう朝?」
ひまわり「みんな朝食終わったよ;」
寝起きはかなり悪い方である、ただこの部屋の異質感はこの少年から来ているのではないかと思った。

なんだかんだと全員が朝食をとり、貴司と団吾は喫茶店のアルバイトへ向かった。
ひまわりとユーキは15歳未満なので、アルバイトは出来ない。ユーキの夏休みの宿題を2人でやることになった、ひまわりの得意分野だ^^。
ひまわり「ここはね、この公式を当てはめて、、」
ユーキ「、、よく分からない」
ひまわり「この括弧の中にそれぞれ数字を入れていってごらん、」
ユーキ「これを、、こう?」
ひまわり「そうそう。」

貴司達は駅の地下一階のコーヒーショップに向かっていた。何と、ここでアルバイトさせて貰っているのだ。
団吾「今日で2日目っスね、お金たまるっスかね。」
貴司「そうだね、2人だからかなりたまるんじゃないかな、お金を貯めてまずセントラルという所に行ってみたいし、中心の街に行けばこの世界のことが分かると思うんだ。」
団吾「そうっスね、この世界の事を探るためにまずは働くっス!」
貴司(^^)
店に着いた、時刻は8時16分である。
カランカラン
貴司、団吾「おはようございます。」
木製のドアを開けて入ると、ヒゲの男性があいさつを返してきた。
「やあ、おはよう。」
「早速、洗い物や食材の準備をしてもらおうか、」
一同「はい」
店のエプロンを身に着けて、溜まった食器の洗浄、保冷庫から食材を出したりし始めた。

!「ちょっと兄ちゃん、モーニングのパンと卵が来てないんだけど」
洗い物をしている団吾に男性のお客が話しかけて来た。
団吾「はっ、はいっス;」
「え~とこれっスかね、、;マスター、、」
マスターは他の客の注文を取っている。
団吾「まずいっス、、え、え~と卵はゆで卵でいいっスかね?」
客「えー、いつも通りだよ。」
団吾「いつも通りっスか、、;た、貴司さん補助お願いしますっス」
保冷庫を整理していた貴司が手伝いに来た。カウンターの中だけの作業場だからヘルプは呼びやすいだろう。
貴司「どうしたんだい?」
団吾「実はかくかくじかじか、、」
貴司「なるほど、お客様これからお出ししますのでもう少しお待ち下さい、先にトーストをお出しします。」
「今のうちにマスターに卵のことを聞いて来てくれるかい?」団吾に耳打ちする。
団吾はマスターに聞きに行った。
「マ、マスターあのお客さんの卵はいつも何を出してるっスか?」
マスター「!ああ、、オムレツで。中はふわっとね。」
団吾「ふわとろ!;、、マスターお願いしますっス。」
マスター「こっちも忙しいから、頑張って^^」
団吾「ええ?;、、わ、分かりましたっス」
団吾はしぶしぶ卵を割って熱したフライパンみたいな物に流し込んだ。
固まらないように、外側が焼け次第、たどたどしい手つきで、折りたたんでいく。
形はアレだが、中はおそらく半熟であるオムレツが出来上がった。
団吾がお客さんに差し出す。
「ど、、どうぞっス;」
客は黙って食べ始めた。

、、「兄ちゃん!」
団吾「!は、はいっス、、;」
客「、、悪くはねえぜ。美味い。」
団吾「え、、、、、あ、ありがとうございますっス!」
団吾はホッとした様子だ
客がさらに続けて喋る。
「兄ちゃん達さあ、、変わったナリして「ここ」のモンじゃねえだろ?何か働いてる理由があんのか?いや、ここの常連だから気になってな」
団吾「あ、、じ、実は、、」
団吾は別世界からこの世界に来た事、5人目の仲間に出会った事、魔王を倒す目的、人を探している事を話した。
その男性客が答える。
「へ~っそら大変だな。、、そういえば兄ちゃんたちみたいなナリをした奴を見たぜ、何か男の二人組みだったかな、、。」
団吾「ええっ!?」
貴司「、、!?」

(続く)
とりあえず、古代編の掘り下げを始めてみました。;
季節に合わせて、常冬の世界にしてみたんですが、いかがでしょうか。
00:00  |  小説  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.13 (Thu)

SS(ショートストーリー) 其の44 合流

陽太達はどうやら、ネットで叩かれてしまったようである。;
冬次が発言する。
「、、この掲示板のルールがあるんじゃないか?」
陽太「ルール?、、ってもうまた書き込んじまったぜ?;」


5:陽太:bc5050/08/06(月) 14:43:32 ID:6NxucCw30
何なんだよ?ここに貴司はいるのか?


冬次「;」
陽太「おっ、また返事が来たぞ」


6:雪の名無しさん:bc5050/08/06(月) 14:46:53 ID:L/Md8L8z0
駄目だこいつ、、早く何とかしないと、、(AA略)


冬次「( ゚Д゚)と、とりあえず;掲示板はこのままにしておいて、、呼びかける事にはなったんだろ?自分達が先へ進んだ方がいい。」
陽太「あ、ああうう、、、うん。」
陽太の微妙な返事が終わった後、2人は祠の階段を上がり外へ出た。

外はやはり森が広がっている。
冬次「森、、だ、、」
陽太「ああ、ここを抜ければ城へ行けるんだ。」
冬次「城?」
陽太「ひまわりの城。」


森を抜けて、ひまわり城の前に付いた(^^;
立派なお城を見て、冬次は驚いている
「これは、、物語の中だけのものじゃなかったのか、、;」
!「ひまわり様のお仲間の方じゃないですか!どこへ行ってらしたんです?どうぞ中へお入りください」
門番の兵士が話しかけて来た。
陽太「ああ、ありが、、あの飛ばされ、、てて;」
冬次「、、、、、、、、、、;」
王様の前へと通される
ヒナタ王は驚いている。
「おっ、お主は、、?飛ばされてしまった筈では、、」
陽太が答える
「偶然にも戻って来ちまったんだよ、」
ヒナタ王「お、おお!無事であったか。本当に陽太君なのだな?」
陽太「本当だよ;、、それで王様、急で悪いんだけど、こいつを見てやって欲しいんだよ。もしかしたら5人目の能力者かも知れねえ。」
ヒナタ王「な、なんと!!無事戻って来てくれただけではなく、新しい仲間まで。」
「彼がそうだな、、」
冬次「よ、宜しくお願いします;」

ヒナタ王がいつものように握手を求めた^^
冬次の能力のかたちがイメージとなって流れ込んでくる。
「うむ、、お主も力を持っておる、月の力じゃ。」
冬次「つ、月?」
ヒナタ王「そう、月の力じゃ。常人より遥かに感覚が鋭いようじゃ、運動や剣術などで何分の一秒先のイメージが見えとったんじゃないか?」
冬次「あ、、」
ヒナタ王「球技や剣術など駆け引きを必要とする競技では規格外の力を発揮していた筈じゃ、」
冬次「はい、、そ、そうです!;」
ヒナタ王「しかし、感覚の鋭さゆえに、傷つくことも多かったみたいじゃの、、」
冬次「はい、、、」
ヒナタ王「、、他のギフトと違い、どんなに熟練しても形には見えん能力じゃ。敵の動きを先読み、、勘が研ぎ澄まされるなど、内面的な能力じゃな、、さらには視線と気合で相手を金縛りなども出来るかも知れん、、。」
冬次「金縛り、、;」
ヒナタ王「剣術を磨いて来たのじゃな。ひまわりと同じタイプじゃが、決定的に違う点がある、ひまわりは光の剣自体に「影を斬れる」という特性を持つ。だがお主は剣術自体を能力と努力で高めるタイプじゃ。力を、、貸してやってくれ。」
冬次「は、、はい!」
ヒナタ王「では、力を引き出そう。」
王様は握った手から、冬次の力を呼び起こす、、

冬次「これは、す、凄い、、」
ヒナタ王「どうだ?」
冬次「お腹から力が沸いてくるような、、これは一体、、あっ、ありがとうございます!」
ヒナタ王「うむ」

それから王様に、貴司達がウイザードゲートまで行った事、船、紋章の事を聞いた。
陽太達も行きたい意思を示したので、船を出す事になった、
前の大きな船は他の場所へ出ていると言う事で、急遽他の一回り小さい船を用意してもらった。
兵士2人と一緒に海へ出て行く、、
ウイザードゲートを目指す、貴司達の足跡を追って。

小さな船だが、「さまよえる赤い弾丸」は出ないだろうか?^^;
陽太は時々、携帯で掲示板をチェックしていた。
船は海原を進んで行く。、、


・・窓枠の外には雪が舞っている、今日は喫茶店のアルバイトの2日目だ
男は起き上がる、体に薄紫色の薄い布が掛かっている、、布自体から熱が発せられているのだろうか、、体は温かかった。
「さて、みんなを起こそうか。」
白い壁の部屋、床は滑らかな石の上に厚い布を敷いている状態だ。天井に取り付けられた石がにぶく明かりを放っている。
部屋を出る途中に携帯を確認する。時刻を見るのには便利だ。
「08/07(火) 7:15:38」
「少し余裕があるな、、久々にネットを見てみるか、、」
枕元に置いていたノートパソコンを起動してみる。

ピッ
ー零ちゃんねるー
色々なスレッドが表示される


5: 【アンタ】 魔石 【どれ使ってる?】 (521)
6: おーい貴司ー! (17)
7: 【トラウマ】雪崩の街【迫り来る雪】 (272)
 

「、、ん?!」
ピッ


1 :陽太:bc5050/08/06(月) 14:33:50 ID:6NxucCw30
おーい貴司ーいるかー?

「なっ!?;」
、、カタカタカタ
ピッ


18 :貴司 ◆rVDRt1VsVI :bc5050/08/7(日) 07:19:57 ID:iHv1XNHT0
>>1ほっ、本当に陽太なのか?!
もう一回書き込みをしてくれないか?


(続く)
久しぶりに書いてみました^^;これから沢山書いて行きたいです。
陽太のネットの書き込みの日時の部分を修正しました。
冬次君、結構大人の対応だよな、、;
話は合流の手前と言う雰囲気にしてみました。
00:00  |  小説  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.11.25 (Sun)

.SS(ショートストーリー) 其の43 厨房

一同は昼食が終わった後、生徒会室に戻りお茶を飲んでいた。

星草さん「、、素敵なピアノだったわね、良い時間を過ごせたわ」
高槻さん「本当に」
2人が冬次のピアノを褒める。
冬次「はは、、いやあ」
陽太「また弾きに来いよ、」
冬次「ああ、そうだな。、、必ず戻って来て、、」
一同は温かく頷く。

各々のカップが空になった頃、陽太が発言した
「そろそろ行こうぜ、」
冬次「、、そうだな、、どこからだっけ?;」
星草さん「いつものトイレの所ね^^;私達もついて行くわ」

皆で廊下を歩いて、3階の男子トイレを目指す。
星草さん「あそこのトイレから異世界に通じているのよ、私は入った事はないけど、、最初見た時は驚いたわ」
冬次「へえ、、」
階段を上って廊下を歩いて行く。
陽太「乾いた空に続く坂道 後姿が小さくなる~ 優しい言葉探せないまま 冷えたその手を振り続けた~♪」
「いつかは、、そうだ!星草、携帯を貸しといてくれねえか?貴司に連絡を取ってみたいんだ。」
星草さん「、、いいけど;どうやって?」
陽太「貴司がやってたやつがあってな、それに繋がるかも知れねえんだ。」
星草さん「分かったわ、データとか見ないようにね♪」
陽太「見ねえよ、、;」
「オレ、携帯持ってねえからよ、、。戻ってくる時に返すわ、サンキュー。」

男子トイレに着いた。
奥の個室に入っていく、
陽太「この個室は誰もいないのに、ノックの音が3回聴こえてな、、」
星草さん「なっ、、何を言ってるの;」
陽太「それは冗談で、ここで能力を発動するんだ、、天井に向かって、力とイメージで」
冬次「力とイメージ、、」
陽太「そう、、頭の前に力を放出するイメージで」
流石、陽太はもう慣れた感じだ、雰囲気が違ってきている。
冬次「うっ、むむむ、、、」

、、天井が静かに割れて、水面が出現した。
冬次「おっ、おおお!;」
星草さん「出たわね、、」
陽太「おお、じゃあ行ってくるぜ」
星草さん「ええ。気を付けて、無事戻って来てね!」
高槻さん「頑張って!」
陽太は天井に飛び込んで行く。
陽太「今度は無事に帰ってくるぜ;」
冬次「こ、ここに入るのか、、;」
「じゃあ、色々ありがとう。行ってくる。」
冬次も飛び込んで行った。

星草さん「、、行っちゃったわね、、」
高槻さん「うん、行ったね、、。」
2人はしばし見送っていた。

ゲートに入った二人は、毎回恒例の不安定な揺れに襲われる。^^;
陽太「おわあああああああああああ!」
冬次「お前は2時半にこの電車に乗っていた、被害者を殺害した車両にな。丁度その時爆発事件が起きた、お前がセットしていた爆薬によって、、爆発の騒ぎと同時に遺体が発見された。この時刻に発見される事もお前の狙いだったんだろう?」
異次元空間を運ばれる。


、、陽太と冬次はいつもの、ひまわり城近くのほこらに着陸していた。
冬次「痛たた、、ここは?」
陽太「、、ひまわりの世界に無事来たみたいだぜ」
冬次「ここが、、」
大理石の部屋に珍しがっている。
陽太がさっき星草さんから借りた携帯を取り出した。
「ここで早速、連絡取っていいか?、、この世界だったらあのサイトに繋がるはずなんだよな、、」
冬次「あのサイト?」
陽太「ああ。、、えと何て言う所だったっけ?」
冬次「おれは知らないよ;」
陽太「えっと、あめぞう?じゃなくて、なんとかちゃんねるって言ってたんだ。」
冬次「なんとかちゃんねる?」
「Ⅱちゃんねるとかが有名じゃないか?」
陽太「そうそうそれ!えっと、、ゼロ、零ちゃんねる。」
冬次「零ちゃんねる?」
陽太「ああ。確かそれだ。携帯からネットに繋がるよな、、」
「ん?ネットに繋いだら、、零、、ちゃんねるが勝手に出たぞ、、;」
確かに携帯の画面には零ちゃんねるの文字が映っている、
少し戸惑っているようだ。
「何か書けばいいんだろ、、ここに、、こうかな?」

1 :陽太:2007/08/06(月) 14:33:50 ID:6NxucCw30
おーい貴司ーいるかー?

どうやらスレを立ててしまったようである;
少しして、、
冬次「おっ、何件か返事が来たみたいだぞ。」

2:雪の名無しさん:2007/08/07(月) 14:36:15 ID:gNezAGEAO
はいはい糞スレ糞スレ

3:雪の名無しさん:2007/08/07(月) 14:37:57 ID:L/Md8L8z0
>>1とりあえず削除依頼出しとけよ
それが終わったら回線切って氏んでね

4:雪の名無しさん:2007/08/07(月) 14:41:03 ID:DI9hGKFz0
>>1厨房は(・∀・)カエレ!!


陽太「なっ、何だ!?;」


(続く)
とりあえず、ここまで進めてみました。
色々と新しい要素も、、;
タイトルは、ネット初心者の意(一部での言い方)で厨房で。
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